聞き上手になろう!ポジティブ・リスニングのススメ!

 

家族、お友達、お客様など人の話を聞くこと、聞いてもらうことはよくあるかと思います。
ただ聞いてもらうだけなのに、心が軽くなって、スッキリしませんか?
話すことで頭が整理されて、その時抱えている問題などにきちんと向き合えたりするのです。
自分の話を聞いてもらうとき、聞き上手な人に聞いてもらえると気持ちがいいですよね。

相手から「この人聴き上手だな」って思ってもらえる方が得だと思いませんか?

そんな聞き上手さんについてのお話です!

 

ポジティブリスニングを極めよう!

 

ここでは聴き上手になるポイント「ポジティブリスニング」についてお話します。

「ポジティブリスニング」は、トーマツイノベーション株式会社さんの造語です。
「ポジティブリスニング」という言葉は、ビジネスの現場でよく使われる言葉で、
この言葉の意味は、呼んで字の如く、積極的に相手の言うことを聴く。ということです。

 

「人の話を聞くことにより、人生の80%は成功する」

と言われています。

 

■人の話を聴いている時に話さない

■相手の話を奪わない

■相手の言うことに対して否定をしない

 

恋人に…、家族に…、友達に…
この3つが本当にできているのか意外と意識できていなかったりします!

 

ポジティブリスニングは、相手の話を効果的に、しかも不快感を与えることなく聴くスキルです。
ポジティブリスニングでまず重要なのが、相手の話をきちんと聴いているというサインを送ることです。

 

「私はあなたの話を聴いています」

「興味をもっています」

 

という姿勢を示すことです。

 

傾聴と相づちを使いこなす!

この記事を「きく」とは「聞く」ではなく「聴く」です!

「聴く」=「傾聴力」です。
ただ耳で聞くだけではなく、目と心も活用し、相手の気持ちを注意深く感じとることです。

相手の話している内容をただ聞くのではなく「傾聴」することで、話している相手に、親身になって話を聞いてもらえたという安心感や、話をすることで思考の整理ができる効果を与えられます。

 

次に大切なのは「あいづち」です。

相槌をうつのは日本人独特だそうです。
(欧米には相槌文化はあまり無いそうです)

顔をうなづかせなががら

「うんうん」「ふんふん」と話している人に顔を向けながら話を聞きます。

相槌を打っていると「あ、聴いてくれてるんだ」という気になりませんか?
まずは相手に受け入れる姿勢を見せて、安心して話し合える雰囲気を作ることが必要です。

話を聴いてくれている安心感と「話してよかった」という信頼感が生まれると
信頼を寄せて、あなたの事を好きになってくれると思います。

気持ちを込めて相手の話を聞くこと。傾聴が上手くいくと、相手はとても癒やされた気持ちになり、かなりの好意を持ってもらうことができます。

 

自分の話はあまりしない

人の話を聴くときは、

「聴く:話す」の割合を「80:20」
にするといいそうですよ。

人は声に出して話すことでとてもスッキリします。
自分の中に溜まっている感情や気持ちをただ吐き出すだけで、
かなりのストレスが軽減されると言われています。

自分は認められている、と承認欲求が満たされるのです。

傾聴する時は、自分の話はしないと決めて、相手の話を聞くことに集中してみましょう!
傾聴力が身につくと、相手の話が意外と自分の役にたったりして、
新しい人脈ができたり、世界が広がるかもしれません。

 

まとめ

相手の話を「聴く」態度がコミュニケーション力の向上につながります。
コミュニケーションは家族、友人だけじゃなく仕事でもとても役に立ちます。
相手の話を傾聴しながら「私はあなたの話を聴いています」という態度を出すことがとても大切なのです。